覚えちゃダメって・・・
二か月後には一人旅、コバルトです。
今日は文法を習ったのですが、最初からびっくりしました。
大切なことなのに「覚えちゃダメ」という前置き付きです。
山内勇樹先生の教えはこれまでも
覚えなくていいとか、そんなこともあるという程度でいいとか
とにかく簡単で気負いなくレッスンを受けられるのでとても気に入っているのですが、
今日はとうとう
「覚えちゃダメ」とまで言われたので笑ってしまいました^^
今まで説明するけど覚えちゃダメだなんて言われたことがなかったので
かなりビックリです。
今回習った文法は今まで自分が不思議に思っていた
文章を作るためのルールのようなものでした。
何故この時にはSがつくのだろう、とか
この単語とこの単語は使い分けられているけど
どういうルールなのだろうと疑問に思っていたので
やっとわかってスッキリしました!
こんなに大事なことなのに覚えちゃダメって
どういうことなんだろう?と不思議に思っていたら、
なるほど、心理学の効果の応用だったんですね。
詳しいことを話してしまうとネタバレになってしまうので
秘密なのですが、
おうちホームステイでは脳神経科学だけでなく、心理学にも基づいて
楽しく記憶に定着させる方法を取っていました。
私もこの効果のことは知っていたので
やっぱり!? と思うのと同時に さすがだなぁと
ちょっと感動を覚えたほど、今日のカリキュラムの進め方は
お見事でした!
しかも先生、最後のフリを見たら絶対にあの映画について
調べたくなっちゃうでしょう!
例の映画は名前は知っていましたが、見たことはなかったので
今度ぜひ見てみようと思いました。
こうした行動をとってしまうことそのものが、
先生の手のひらの上で転がされている感がありますね^^
それにしても、今日習った文法は学生の頃にも習ったはずなのですが、
何を習ったのか全く覚えていませんでした。
私だって中学生の頃から英語を学んだので
多少は記憶していても良さそうなものなのに、
記憶からスッパリと抜け落ちています。
なぜこんなに覚えていないのだろうと、先生の講義を見ながら
不思議に思ったのですが、
学生の頃の勉強は面白くなかったし、
そもそも英語に対して興味を持つ事が出来なかったんですよね。
興味のないこと、使わないこと、必要だと感じていないことは
仮に瞬間的に覚えたとしても、長期的な記憶にはならないのですね。
これではいつまでたっても、何年英語を学んでも
身に付かないはずです。
「楽しむ」ということは興味を持つ事。
興味を持つ事は覚えることにつながるのだと改めて実感しました。